「柄谷行人」と「フェイク」と、、、

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最近、自分の書棚から何冊かピックアップして読み直している。

意味という病
意味という病
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柄谷 行人
講談社 (1989/10)
売り上げランキング: 60,843
おすすめ度の平均: 4
4 柄谷善男が書きました

高校1年生の時に友人が柄谷行人の「内省と遡行」を読んでいて、その影響で柄谷行人を一通り。
坂本龍一と村上龍の「ev. cafe」、月刊カドカワの坂本龍一特集とか。

その中でもこの「意味という病」はタイトルからしてカッコ良くて、何回も読んだのだけど、高校卒業してからは何故か読む気にならなかった。

今回かなり久しぶりに読んでみたけど、、、

若いなぁ。内容が。

個人的には、彼の文体というか、スタイルの無さがすごくカッコ良くて爽快だったのだけど、今読むとちょっと色褪せてきた。

amazon.co.jpで「ev. cafe」を見てみたら、

EV.Caf´e(イーヴィー・カフェ)―超進化論
村上 龍 坂本 龍一
講談社 (1989/01)
売り上げランキング: 132,103
おすすめ度の平均: 4.11
4 学ぶ事は多い。
5 村上・坂本とゲストの鼎談
5 知の財産

「3人が精神科に行ったことがショック」なんていうコメントがあったけど。

私も一度だけ、自宅最寄りの駅前の精神科行きましたよ。中学生だったかな~。色々行き詰まってたので。
中学で環境が変わって、電車乗り継いで学校に行くのも、妙にcompetitiveな級友にも、マナーを知らない東○線の乗客にも嫌気が差していて。

精神科は全く助けにならなかった。ハナシ相手にすらならなかった。
学校に居たカウンセラーも。

この時期、美術の先生の主宰する「朝勉強会」行って不思議系のハナシ(東洋系)を聞いてなかったら、どうなっていたかなぁ。

フェイク―マフィアをはめた男
ジョセフ ピストーネ Joseph D. Pistone 落合 信彦
集英社 (1997/06)
売り上げランキング: 125,687
おすすめ度の平均: 5
5 FBI潜入捜査官もまとめて

映画を観た後に、ミーハー根性で本を購入。

既に数回読んでいるのだけど、再度。

やっぱりノンフィクションは面白い。
「プロフェッショナル」として仕事をまっとうする二人の友情が泣かせる。
(映画ではかなり簡略化されて、主役級のマフィアのボスが一人削られて、その代わりにアルパチーノとの友情物語になってたけど。)

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