日本でもSIMフリーな携帯を
今日の日経の小さい囲み記事で、こんなのが。
「携帯開発、メーカー主導で」――総務省が競争促進策 モバイル-最新ニュース:IT-PLUS
asahi.com:携帯電話市場の活性化策を検討 総務省が研究会 - ビジネス
携帯キャリア(ドコモ、AU、ソフトバンクモバイル)が主導権を握って、端末購入代金を安く買える代わりに、毎月の通話料金と基本料金が高い、というモデルは、安く最新機種を入手できるというメリットもあるので、いちがいに悪いとは言い難い。
日本ほどで無いにしても、わりとキャリア主導なアメリカでiPhoneが2年縛りと共に安く購入できるという現実もある。
ただ、競争をしないことに慣れたメーカーは競争力を失い、海外では全くシェアをとれていない。
ITmedia News:世界携帯電話市場、NokiaとMotorolaが半分占める
日本メーカーの中で海外でも健闘しているのは、一時はエリクソンとの合弁会社失敗か?とエリクソンから見捨てられそうになりつつも盛り返したソニーくらい。
日本と同じく独自方式を採用している韓国勢も、実は健闘している。
日本では、最近どの携帯も同じテイストで、不要な機能、使わないカメラが標準搭載されていて、こういう端末の開発費用のために、不要に毎月の料金が高くなるという悪循環が。
ドコモ、AUが完全に端末の自由を奪って、あらゆる機能に課金して囲い込みを図る反面、ソフトバンクは24回払い、格安プランなど、今までの悪循環を断ち切ってくれそう。
尤も、そうでもしないとソフトバンクは食い込めないのだろうけど。
で、最近「モバイルビジネス研究会」が総務省の下設立された。
この中で、SIMロック解除についてと、現在の携帯電話周辺のビジネスモデルへの考察がなされている模様。
携帯電話の販売奨励金とSIMロックは不要か,総務省が研究会を開催:ITpro
携帯電話メーカーの国際競争力「相当落ちている」---総務省が研究会:ITpro
研究会は今後,9月中旬まで計8回の開催を予定。意見をまとめ,報告書を作成する。第2回は2月2日の予定。2回目以降はNTTドコモやKDDI,ソフトバンクモバイルなどの事業者をオブザーバーとして招く。
当然、現在のモデルで「儲かりまくり」のドコモとAUは反対するでしょう。
が、これを機に、ソフトバンクあたりには、海外端末でも自由に使えるように定額のアクセスポイント公開とかしれくてると有り難い。
プランは月980円のホワイトプランで、個人的にはOK
我が家では、現在ソフトバンク二回線で月8000円前後なのが、ホワイトプラン移行で、二回線6000円前後に圧縮できそう。